福岡県 上毛町
(こうげまち)
  • 人口:7,254人
  • 面積:62km
  • 財政力指数:0.29
  • 情報更新日:2022/3/27
~みんなでひらく上毛の未来~
  • 九州
  • 福岡
  • 築上郡
  • 旧豊前国
上毛町ってどんなところ?
About
上毛町は、福岡県の東端に位置し、東は山国川を境に中津市、西は豊前市、北は吉富町と接しています。総面積は、62.4キロ平方メートル。地形的には、東西を佐井川・山国川に挟まれ、大平村の山間部に向かい、三角形に広がっています。山間部を除いて、起伏は少なく、概ねなだらかな田園地帯です。地理的には、山国川沿いに複数の県道でつながっています。福岡・大分県の県境に位置しているため、生活面においては、中津市を中心とする生活圏を共有しています。
(公式Webより引用)
アンバサダーからひとこと
首長メッセージ
Message
上毛町長
坪根秀介
人が輝けば、まちが輝き。まちが輝けば、そこに人が集まってくる。そこに交流が生まれれば、その魅力は何倍にも膨らんでいく。すべては町民一人ひとりがその輝きを磨くことが一番大切なんです。
そのためには世界にも通用する超一流のものを観て、触れて、学びながら進んでいくことが重要であり、そのための場所や機会を提供するのが私たちの役割だと考えています。
例えば日豊線沿線には全国に誇れる超一流の食材がたくさんあります。そこに超一流の料理人が魔法をかければ、世界に通用する料理が生まれる。さらに、一流の建築家が手がけたロケーションでその料理を味わえば、上毛にしかない世界にひとつだけの感動体験を生むことができる。そういう手法で取り組んでいるのが、ただいま進行中の大池公園周辺の開発なんです。
ここで大事になるのが、超一流の職人にただ監修してもらうだけではなく実際に足を運んで通ってもらい、世界に羽ばたける能力を持った人材を上毛に招き入れることなんです。その未来を担う若い人材たちに上毛で暮らしてもらいながらものづくりをしてもらうことで、そこに町民との交流が生まれ、その息吹に触れ刺激をもらうことで、町民が成長しながら上毛の新たな資源が生んでいく。その連鎖こそが上毛町の未来をつくり、近い将来、人口1万人という目標を実現すると信じています。

インタビュアー:新年度、特に力を入れていく取り組みはございますか。
二つのエリアを集中して磨き上げていくブランディングを予定しています。ひとつはさきほどお話しした大池公園がある東九州自動車道上毛PA・SIC周辺を交流・物流の拠点エリアにすること。もうひとつは役場周辺から「げんきの杜」付近を定住・福祉エリアにすることです。人生百年時代に向けてフレイル予防(健康寿命の延伸)に力を入れるのはもちろん、社会福祉協議会と協力して「げんきの杜」を子育て支援、生涯教育、高齢者福祉などをワンストップで行なう「福祉の里」にしていきます。
(公式Webより引用)
過疎への取り組み
Point 01
地域資源を活用した交流・暮らし・仕事の“好循環”を作り出すために、2つの事業を展開しています。事業の主役はもちろん地域住民です。 基幹産業である農業を中心とした上毛町らしい生業づくりの事業「こうげまち雇用続々プロジェクト(愛称「こうげのシゴト」)」と、 地域貢献や町づくりに関心のある都市住民などを誘致する事業「お試し居住プロジェクト」です。これらは車の両輪として位置付けています。 

(1) こうげまち雇用続々プロジェクト ー個性を活かした生業づくりー
上毛町ブランド創造協議会(町、商工会、地域づくり協議会などで構成、平成24年2月設立)が主体となり、厚生労働省の実践型地域雇用創造事業を実施しています。 地域の生業を応援する(=商売繁盛のための人材育成)ことで、上毛町らしい雇用創出を目指しています。具体的には、各種研修やイベントを開催し、 既にある原石(=農林産物、加工品、人材など)に磨きをかけ、商品化するための知識や技術を、料理家や建築家、デザイナーなどの外部専門家が、講師としてアドバイスを行っています。 ここで磨かれた商品や人材などを上毛町のブランドとして消費者に届け、相応の対価が得られることで雇用が生まれるという好循環が定着することを目標としています。  

(2) お試し居住プロジェクト
上毛町の魅力や課題などを外からの目線で掘り起し、町の活性化を加速させる取り組みとして、“上毛町暮らし”の居住体験プログラム「上毛町ワーキングステイ」を実施しています。 上毛町について予備知識のない町外の方からの率直な意見や提案などを定住促進制度にフィードバックすることで、より“上毛町らしい”個性を活かした制度設計を目的とし、試行錯誤の中、 手探りでスタートしました。居住体験の物件をIターン希望者にとってハードルが高いとされる山間地域の集落内に設定し、地域行事への参加を促すことで、相互のコミュニケーションや、 受け入れ側となる地域住民の反応についても検証を行っています。 

空き家や古民家を活用した取り組みは、近年ではめずらしいものではありませんが、特徴としては、 ①インターネット環境さえあれば場所を選ばない仕事(IT関連事業者やデザイナーなど)をしている人、かつ、②町づくりや地域貢献などに意欲のある人を対象としていることです。 その理由としては、①上毛町近郊での就職先は限られており、都市圏への通勤も不便であるため、上毛町における新しい働き方のモデルづくりを模索しています。②働き方や暮らし方など、 田舎に対するニーズの多様化が挙げられます。メディアなど様々な媒体で田舎の特集が多く見られるように、実際に「地域と関わる仕事がしたい」「町づくりに参加したい」という都会の若者は増えています。 

何よりもまず、地域住民がいつまでも元気に活躍できる仕組みが必要だということを念頭に、突飛でありながらも現実的で、より大きな効果が生まれる制度を目指しました。 ワーキングステイとは、その名のとおり“働きながら暮らす”ことに重点を置いたもので、体験参加者自らの仕事の持ち込みに加え、クリエイティブな発想とそれぞれのスキルに応じて、 町に提言することを参加条件としています。その結果、上毛町の資源を活かした交流・子育て・教育・通信・空間づくりに至るまで、具体的な提案をいただくことができました。中でも、 田舎に不足がちなインターネット環境の整備については、すぐに地域づくり協議会が取り組み、事務所をコワーキングスペースとして開放しました。また、 ワーキングステイ参加者の一人であるカメラマンが「KOUGE」という観光ガイドブックを自主的に制作するなど、想像以上の成果に繋がっています。さらに実際に上毛町への移住を希望される方も現れています。 
いま、力を入れていること
Point 02
観光スポット
Point 03
プロモーション動画
Movie
StreetViewで街歩き
StreetView
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