このたび引き続き2期目の市政を担わせていただくこととなりました。

飛騨市は、人口が減少し続け、これまで予想することができなかった様々な事象が市内各地で起こっています。この現実を直視し、正面から受け止めた上で、一つ一つの課題に前向きに向き合い、現場で市民の皆様の声や困り感を肌で感じる中で、様々な知恵と工夫で課題を暮らしやすさに転換しながら、政策方針である「元気であんきな誇りの持てるふるさと飛騨市づくり」のもと、全方位に政策を展開し、総合政策指針に掲げる「みんなが楽しく心豊かに暮らせるまち」の実現に向けた取り組みを推進してまいります。

具体的には、「元気」な飛騨市をつくるため、地域外から所得を稼ぐ製造業、農林畜産業、観光を振興する取り組みを進め、人口減少の影響を軽減するとともに、地域の魅力を高め、産業を支える人材を確保してまいります。

「あんきな」飛騨市をつくるために、介護、医療、障がい児者支援、低所得者対策など、弱い立場の方々への支援を地方自治体の本務と位置づけ、市民全体の安全、安心を守っていきます。

「誇りの持てる」飛騨市をつくるために、人材の育成と地域資源の掘り起こしにより、市の魅力を高め、市民の自信につなげることで、飛騨市を誇りに思う気持ちを醸成し、若者の定着とUターンを促進します。

そして、当市の取り組みの一つ一つを全国に発信し、「飛騨市」の認知度を高めることが「飛騨市に住めば何か楽しいことが起きる」という”気“を市内全体に醸成することにつながり、本市に住み、そして関わる全ての人々が、毎日の生活を楽しく暮らすことができるようになると信じております。

これからも「対話と協働」、「交流と連携」、「挑戦と前進」を基本姿勢としながら取り組んでまいります。
（公式Webより引用）

１ 元気な飛騨市づくり －しごとを守る－
⑴ 誰もが働きやすく、活躍できる元気なまち
高齢者や女性、障がいのある方や外国人など、全ての方が自分にあった働き方で生き生きと働けるまち
⑵ 変革への挑戦を続け、新しい価値を創造するたくましいまち
人口減少時代のあらゆる場面でも、変革を恐れず柔軟に対応し、地域外需要の獲得に挑戦し続けるまち
⑶ さまざまな人や地域との交流から所得を生み出すまち
あらゆる人や事業者等と交流し、多様な考え方やニーズを広く受け入れ、産業やまちづくりへの活力を生み出すまち
２ あんきな飛騨市づくり －まちをつくる－
⑴ 誰一人取り残されず大切にされる思いやりのあるまち
全ての市民がお互いを思いやり、最期まで自分の住み慣れた地で安心して暮らすことができるまち
⑵ お互いを家族のように思い、支えあえるまち
全ての市民がお互いを家族のように思い、支え合い助け合って暮らすことのできる、みんなが安心できるまち
⑶ 生涯現役で自分らしく暮らせる健やかなまち
全ての市民が、無理なく自分に合ったペースで健康な心と体づくりに励み、生涯現役で健やかに暮らせるまち
３ 誇りの持てる飛騨市づくり －ひとを伸ばす－
⑴ 子ども達の生きる力を地域一体で育む学び豊かなまち
人口減少時代において子ども達に求められる課題解決能力を地域が一体となり育んでいくまち
⑵ 一人ひとりの頑張りを応援し互いに尊敬しあえるまち
年齢・性別・出身等を問わず、自分を伸ばし成長し、どんな人・活動でも、みんなが尊敬しあえる“人”を誇れるまち
⑶ 豊かな環境と個性ある地域資源を大切にする誇り高いまち
個性溢れる地域資源を磨き、自然あふれる素晴らしい環境を全国・世界に自慢できる誇り高いまち