羽幌町は北海道の北西部、日本海に面した留萌管内のほぼ中央に位置し、日本最北の国定公園に指定されている二つの島、世界でも珍しい人と海鳥が共生する島「天売島」と羊と緑の原生林の島「焼尻島」を有し、夕陽の美しい、自然に恵まれた町です。

基幹産業である漁業では、「武蔵堆」という日本海北部最大にして最高の漁場で獲れた甘エビの外、近海で獲れたホタテ、ナマコ、タコ、ウニなどの新鮮な海産物、同様に農業では日本の最北限で栽培された食味の良いお米「オロロン米」を中心にグリーンアスパラガス、長いもなどの農産物、また、焼尻島で潮風を受け豊富なミネラルを含んだ牧草を食べ、ストレスの無い環境で育った焼尻めん羊など、大自然が育んだ豊かな恵みも大きな魅力の一つです。

しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年も「はぼろ甘エビまつり」や「天売ウニまつり」、「焼尻めん羊まつり」など、多くのイベント・行事が中止になり、皆様にその魅力に触れていただく機会が減ってしまい残念に思っております。

現在、新型コロナウイルス感染症は小康状態ですが、イベント・行事の再開にはまだ時間を要しますのでもうしばらくお待ちください。今後とも羽幌町に対しご支援とご協力を賜りますよう重ねてお願いを申しあげます。
（公式Webより引用）

① 移住・定住、地域間交流の促進
〈地域の将来像〉
Ｕ・Ｉターンやシングルペアレントの受け入れ等、移住・定住を促進するため、周辺地域と連携しながら首都圏との交流を継続的に行い、地域ぐるみで関係人口の創出を図る。また、主産業である第一次産業をはじめ、各業種の魅力発信や新規参入に対する受け入れ環境の整備等、担い手不足の解消を図る。

② 地域を支える産業基盤の体質強化と経営感覚を育むまちづくり
〈地域の将来像〉
産業の振興は、まちづくりに欠かせない重要な要素の一つであり、町民がいきいきと暮らすためには仕事をしなければならず、農林水産業、商工業、観光等、全ての産業が発展するために「それぞれが魅力のある仕事であること」「従事する人が生きがいをもって取り組めること」「働く基盤がしっかりしていること」が大切であるため、身近にある資源の再発見・再利用に努め、ふるさとの資源・人を大切にしたまちづくりを目指す。

③ 地域における情報化の取り組み
〈地域の将来像〉
様々な分野でＩＴ技術を活用することで、地域産業の生産性の向上や高付加価値化、労働力不足の解消、行政サービスの高度化・効率化等、様々な課題の解消を図る。

④ 地域資源を活かした地域づくり
〈地域の将来像〉
本町の自然環境は日本海や森林等の資源に囲まれ、天売・焼尻島は日本全国の中でも貴重といえる誇るべき資源であり、これらはすべて本町の貴重な資産である。人の生活環境、社会状況がいかに変化しても、この自然と共に生きることを第一に考え、そして自然の恩恵から生まれるものを大切に活用し、共存するまちづくりを目指す。

⑤ 少子高齢化に対応した地域づくり
〈地域の将来像〉
子育てをする親への相談・支援体制を含め、安心して子どもを産み育てることができる環境づくりと、高齢者が必要とする福祉等のサービスを総合的に提供し、住み慣れた地域で安心して、自立した生活を送れる地域づくりを目指す。

⑥ 地域医療の確保
〈地域の将来像〉
人口減少や高齢化が進む留萌管内において、北海道立羽幌病院は中核病院として重要な地域医療の役割を担っていることから、離島地区を含めた医師及び救急体制の確保と、高度化・多様化する医療ニーズへ対応する医療機能の充実を図り、住民の負担軽減と不安の解消を目指す。