私は、平成27年2月1日に村長に就任致しまして、村民と共に西興部村を更に発展させ、美しく・住みよい・活力ある村づくりを目指し、村政運営に取り組んでおります。
村民のみなさんの声を積極的に聞きながら、住むことに誇りと喜びが実感できる、『村民の夢叶う村づくり』を掲げ、次の重点施策を推進しております。
定住人口の確保と雇用の創出に「活力ある村づくり」
地域福祉の充実に「支えあう村づくり」
村民が日本一と誇れる「美しい村づくり」
村の未来に向かって「人を育てる村づくり」

皆様のご支援とご協力を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。
（公式Webより引用）

西興部村は令和7年に開村から100年の節目を迎える。開村以来、積雪寒冷地の厳しい自然条件下の中、先人の英知とたゆまぬ努力によって産業、社会生活基盤など各分野における整備が一歩一歩着実に進められてきた。多くの雇用を生み出した林業、砿業は資源の枯渇とともに姿を消すこととなったが、その開拓精神は山菜加工場や楽器材工場、酪農業などに受け継がれ、長年培われてきた技術は村の貴重な財産であり、地域にとって大変重要な経営資源でもある。
これまで過疎計画に基づき、農業基盤や交通通信基盤、生活環境施設の整備、教育文化の振興、福祉施設の充実などの社会資本の整備は、住民福祉の向上と雇用の増大、地域間格差の是正など過疎地域の振興に大きく寄与したところではあるが、急速に変化する社会経済情勢に過疎化の進行は未だ歯止めがかけられない状況にある。この状況の中で着実に進展するデジタル化、少子高齢化への対応を図ると同時に経済基盤の安定につながる既存の産業の育成や新たな産業の創造と雇用の場の創出、生活環境の整備、交流人口・関係人口の拡大、定住促進が急務となっている。
本村は平成15年12月、村民の意向を踏まえ、当分の間市町村合併せずに単独で村政運営をしていくことを選択した。
これまでの過疎対策の成果を踏まえるとともに、未だ多くの課題が山積しており、地域の特性を活かした長期展望に立った自主的・主体的な取組みを行い、戦略的、重点的な施策に集中してハードをはじめソフトの充実も含めた投資を行い、「美しく住みよい活力ある村づくり」を目指すこととしている。