昨年は、世界に未曽有の大流行をもたらした新型コロナウイルス感染症の新規感染者が、8月には市内においても110人確認されました。かつてない緊急的な事態に、市民の皆さまのご協力のもと、あらゆる手段を講じながら、感染拡大防止対策に総力を挙げ、乗り越えてまいりました。

国内における新規感染者数は、減少傾向にあるものの、当面の間は、新たな変異ウイルスの発生など、予断を許さない状況が続くものと予想されております。市といたしましても、市民の命と暮らしを守るため、ワクチンの追加接種体制の構築など、感染の再拡大防止に努めるとともに、コロナウイルスと共存・共生するwithコロナ、コロナ禍のあとの社会afterコロナを見据え、地域経済の再生に向けた取り組みを進めてまいります。

一方で、今年は第2次総合計画後期基本計画のスタートの年となります。少子高齢化や若年層の転出超過による人口減少など、市が抱えている課題に正面から向き合います。私たちの共通財産である「豊かな 美しい くりはら」を、明日を担う子どもたちに確実に引き継ぐために、戦略的にスピード感を持って、施策の推進に全力を傾注してまいりますので、ご協力をお願いいたします。

結びに、皆さまにとりまして、幸多き豊かな年になることを願い、新年のあいさつといたします。
（公式Webより引用）

これからの本市において、国際的視野と情報を携え、恵まれた自然環境を活かして、人間社会が築くべき環境と共生する理想的な生活空間を創造するために、市政運営の理念として「市民が創る くらしたい栗原」を掲げ、栗原市の将来像を次のとおりとする。
Ⅰ 恵まれた自然に包まれた、質の高い暮らしのまち
Ⅱ 豊かな感性と生きる力を育むまち
Ⅲ 健康や生活に不安がなく、優しさと思いやりに満ちたまち
Ⅳ 地域の特性を活かした、産業や交流が盛んなまち
Ⅴ 市民がまちづくりを楽しめるまち
Ⅵ 震災からの復興を成し遂げ、発展していくまち