平成２９年１２月串間市議会定例会の開会にあたり、私の今後４年間の市政運営に対する所信を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
私は、今回の市長選挙におきまして「串間の元気総力戦」を公約に掲げ、「団結」「継続」「変革」の信念のもと「真の地方創生」「暮らしと心の豊かさ」「くしま人財の育成」の三本の柱が必要だと訴えてまいりました。
その結果、多くの市民の皆様の御理解・御支援を賜り、そして付託を受けまして、第１８代串間市長に就任させていただきました。
地域経済がいまだ回復せず、全国的な競争社会のなか、串間市政のかじ取り役を担うこととなりましたことは、身に余る光栄であり、その使命と責任の重さに身の引き締まる思いであります。
私に市政を託していただいた、市民の皆様の信頼と期待に応えるためにも、「市民が団結した市政」の実現を目指しながら、この重責を全うしていく決意であります。
市民の皆様、そして議員各位の御指導・御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
（公式Webより引用）

本市はこれまで串間市過疎地域自立促進計画及び第１期串間市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づき、まちの活性化と人口減少・少子高齢化対策を進めてきた。しかし現状では、合計特殊出生率は県平均と比較して高い水準にはあるものの、出生数は少なく、自然減を中心とした人口減少は依然として続いている。
このため、本市においては持続可能な地域づくりを実現するために、第２期串間市まち・ひと・しごと創生総合戦略（以下「第２期総合戦略」という。）を策定し、「安定した雇用を創出する」、「子育て世代に選ばれる環境づくり」、「新しい人の流れをつくる」、「住み続けたい魅力あるまちをつくる」の４つの戦略目標と「多様な人材の活躍を推進する」、「新しい時代の流れを力にする」の２つの横断的な戦略目標を設定したところである。本市には、豊かな自然を活用した観光資源や再生可能エネルギー施設が数多く存在する。こうした特性をさらに磨くとともに、互いに連携させることで交流人口を創出し、ヒト・モノ・カネの域内循環を促し、地域活性化を図っていく。
串間市過疎地域持続的発展計画においては、これらの戦略目標を指針とし、本市の持続的発展を実現していく。