首長メッセージ
このたび、市民の皆さまをはじめ各方面から力強いご支持を賜り、市政を4年ぶりに担当させていただくことになりました。今、改めて課せられた使命の大きさと責任を感じ、厳粛に受け止めているところでございます。
私は選挙戦を通じ、市民の皆さまが市街地の衰退や人口減少の進む市の現状に危機感を持っていることを肌で感じました。各地区が抱えるひとつひとつの課題を解決するため、市民の声を真摯に聴き、市の発展に誠心誠意、全力で取り組む所存でございます。私は公約で、「市民に寄り添う市政であること」、「職員と力を合わせて進める市政であること」、 「公平公正を旨とする開かれた市政であること」、 「議会との意思疎通を十分図られた市政であること」など4つの基本姿勢を掲げ、「新型コロナウィルス感染症対策の徹底」、「教育のまち備前を全国モデルに」、「子育て支援、日本一を目指します」、「高齢者に優しいまちにします」、「経済交流都市を実現し、雇用を守ります」、「住みやすさに更なる充実」、「市民ファーストの市役所へ生まれ変わります」など7つの施策に取り組み、 若い人が安心して生活できる環境を整備したいと考えています。
もちろん、 私ひとりの力で成し得ることではありません。 市民の皆さまや市職員の意見を吸い上げるとともに、 市政の両輪である議会の皆さまとも対話を重ねながら、 市政を前に進めていきたいと思います。そこで、 最優先すべき喫緊の課題は、 新型コロナウイルス感染症対策の徹底であると考えています。新型コロナウイルス感染症は、人類がこれまでに経験したことのない脅威です。その脅威の中で医療提供体制、PCR検査、ワクチン接種の体制強化などの感染症対策に全力をあげるとともに、国と地方自治体が連携して、何としても乗り越えなければなりません。
また、現在のコロナ時代は、新しい生活様式への変化、働き方の変化、地方と都市の関係性など、社会の変化にどう向き合っていくかが問われる時代であるともいえます。地に足をつけた対策と、アンテナを高くして社会の変化への対応力が求められます。コロナを乗り越え、備前市に安心と希望の未来を拓いていきたいと思います。
最後になりましたが、 「活力と魅力あふれる備前市を!」 をスローガンに、 将来を担う子ども達のため、活気のあるまち備前市を実現するため全力を尽くしてまいりますので、 市民の皆さまにはご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
総合計画・総合戦略や、懸案事項である旧アルファビゼン跡地活用についても市民会議等を通して、多くの市民や備前緑陽高校生から貴重なご意見をいただくことができましたので必ず活かしていきたいと思います。
市政運営は、市長が市民の夢や希望を基に熟慮の上方針を定め、創意工夫を加え、具体案を練り、決断と実行、そして議会と両輪となり着実に前進していくものです。
最後に、新型コロナウイルスを乗り越えるためには、正しく恐れ、共生していく工夫や努力が、一人ひとりの新しい生活様式の中に求められます。ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いします。
(公式Webより引用)