今年度も、「やさしさにあふれ かいてきで げんきなまちづくり」に邁進してまいります。
さて、世界中で蔓延している新型コロナウイルス感染症について、８月には岡山県も再び緊急事態宣言が発令され、一時的に感染は抑制されつつあるものの、いまだ予断を許さない状況が続いています。
本町においては、新型コロナワクチン接種に力を入れて取り組み、町内医療機関の協力を得ながら県下でもトップクラスのスピードで順調に接種を進めてまいりました。町民の皆様のご協力もあり、高齢者の９０％が接種を完了しており、対象者全体では接種率８０％を大きく上回る見込みです。とはいえ、これまで接種の機会に恵まれなかった方やまだ接種されていない方も多くおられます。自分自身への予防はもちろん、大切な人への感染を防ぐためにも特に若い世代の方はワクチン接種をお願いします。
また、本町ではアフターコロナを見据え、山陽道の宿場町として栄えた町並みを活用し、新たな賑わいづくりと更なる魅力アップに取り組んでいます。令和２年１２月に町中心部の矢掛宿が重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。さらに、地区内の約５１０ｍの区間において無電柱化工事が行われたことにより、空が開け往時の風景が蘇りました。そして新たに、この町並みの玄関口として令和３年３月に道の駅「山陽道やかげ宿」が開業しました。デザインは岡山県出身のデザイナー水戸岡鋭治氏が担当し、町並みと調和する黒を基調とした重厚な駅舎が完成。お客様が道の駅を起点に、町並みへと足が向くよう工夫されています。
今後は、世界初の「アルベルゴ・ディフーゾ（分散型ホテル）タウン」として、伝統的な家屋を客室に利用し、地域振興を図るとともにお客様をおもてなしします。歴史と伝統を守りながら進化を続けるまち「矢掛町」にぜひお越しください。
（公式Webより引用）

地域の自主性を生かした協働による地域づくりの推進
町民と行政が「共にまちづくりを担う」という意識を持って，「自助・共助・公助」のもと，住民参加型の公共サービスに取り組み，暮らしやすい魅力あるまちづくりを目指す。

学ぶ環境づくりと教育の総合的な推進
家庭，学校，地域が連携し，子どもたちの基礎学力の向上を図るとともに，豊かな心を育み，地域で活躍できる人材の育成に取り組み，ふる里やかげを愛し，ふる里やかげで活躍するたくましい子どもの育成を目指す。 また，生涯学習を推進し，文化・スポーツの振興を図り，誰もが学べる仕組みづくりを目指す。

安心して子どもを産み育てることができる子育て環境の整備と福祉制度の拡充
子育て世代の移住及び定住促進のため，結婚意識の啓発と出会いの機会を増やすとともに，子どもを産み育てる環境の充実と，社会全体で子育てをサポートする体制づくりを推進し，「子どもを産み育てやすいまち」を目指す。 高齢者などのすべての人が健康で快適に暮らせる環境整備を目指す。

安全かつ快適に暮らすための生活環境の整備と防災機能の拡充
快適な生活環境の確保のため，道路等の生活基盤整備及び適正な維持管理を行うとともに，長寿命化を図る。 循環型社会形成のためごみのリサイクル推進と減量化に向けた意識啓発を行うとともに，ゴミの減量化の推進に努める。 各種団体や地域住民と協力し，地域コミュニティでの防犯・防災活動への取り組み促進を目指す。

新たな雇用の創出と歴史的・文化的資源等を活用した観光振興による賑わいの創出
企業誘致・起業支援や農業の６次産業化の推進による若者の新たな雇用の創出と，豊かな自然や矢掛本陣・
脇本陣などの歴史的・文化的資源等の活用により町民の交流や観光客・来訪者を増やして賑わいの創出を目指
す。