平成19年12月1日に旧頴娃町、旧知覧町、旧川辺町が合併して「南九州市」が誕生して10周年を迎えました。

今日まで、市民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、旧3町の融和と一体感の醸成を主眼にまちづくりの施策を展開してまいりました。

この10年間では、銘柄統一をした「知覧茶」やさつまいもを中心とした農業、また、伝統工芸である川辺仏壇の技術向上や商工業の活性化、進出企業による雇用の創出など産業の振興が着実に実を結んできております。

平成28年3月には、南薩縦貫道が南九州知覧インターまで開通しました。念願の交通大動脈が全線開通し、産業面だけでなく観光面や交流人口の増大が見込まれ、地域の皆様の明るく元気な活動と経済の活発化を大いに期待しているところであります。

一方、国内情勢は、グローバル化の急速な進展、本格的な人口減少や少子高齢化の進行など大きな変革期の中、社会保障改革や財政再建、頻発する地震災害や水害からの復興や景気対策など様々な課題を抱えています。

本市においても、人口減少と少子高齢化、厳しい財政状況への対応は待ったなしの最重要課題であり、地方創生関連事業をはじめ、基幹産業である農業や観光、地場産業の振興、社会基盤や生活環境の整備、健康・福祉の向上や教育・文化の振興、定住促進などに、本市の魅力ある特性を活かしながら、スピード感を持って総合的に取り組んでいく必要があります。

これからも、10年間の歩みを基礎として、さらなる発展を目指し、「創造と活力に満ちた住みたくなるまち」の構築を、市民の皆さまとともに着実に進めてまいります。

国内の情勢は、各地の地震災害や水害からの復興や景気対策、社会保障改革と財政再建など大きな課題を抱えており、本市におきましても少子高齢化の進展、人口減少社会の到来や厳しい財政状況、環境問題など大きな転換期であり、南九州市の魅力ある特性を活かした一層の努力が必要な時代となってきております。

こうした情勢に対応するため、地方創生関連事業に積極的に取り組みながら行財政改革に努め、農業や地場産業の発展、観光の振興、社会基盤や生活環境の整備、健康・福祉の向上や教育・文化の振興、定住促進などを市民の皆様とともに全力で推進してまいります。

これまでの10年間の歩みを基礎にしながら、さらなる発展をめざし、「創造と活力に満ちた住みたくなるまち」を構築してまいります。
（公式Webより引用）

①安心・安全な食の提供と未来を支える農業のまちづくり
②活力ある人と物が動く新たな産業づくり
③人と物の交流を促進する社会基盤づくり
④安全でうるおいのある生活環境づくり
⑤いきいきと健やかに暮らせる健康・福祉のまちづくり
⑥心の豊かさと創造力を育む教育・文化のまちづくり
⑦協働と自立による住民主役の個性的なまちづくり