私は、これまで、地域の自立と豊かな暮らしを旗印にまちづくりを進めてまいりました。そして未来に向けて考える力、主体的に行
動する機運が拡がりを見せています。その中で、４期目は「活力と安心」をキーワードとして取り組んでおります。
産業・経済の活力、町民がまちを創る活力、住んでいて安心する福祉・医療・教育、子育て支援に全力を上げて取り組みます。
本年度は、第６次まちづくり推進総合計画のスタートの年であり、着実に前進させ人口減少対策、地方創生に取り組んでまいります。
広尾町が持続的に発展していくためには、前例にとらわれない新たな発想と行動が必要であると考えています。行政サービスの質の
維持・向上とともに、町政課題に的確に対応し将来を見据えた規律ある財政運営の基盤を築いていかなければなりません。
「第５次広尾町行政改革」後期の推進により、持続可能で健全な行財政運営の構築に向け取組みを進めてまいります。
厳しく困難な時代だからこそ、安心して暮らしていくことができるまち、次の世代に夢あふれるまちとして引きつぐために全力を尽
くし、町民の皆さんと共に英知を結集し期待に応えていく決意であります。
（公式Webより引用）

当町は雄大な日高山脈や太平洋、水量豊かな清流といった「海・山・川」の恵まれた自然環境を有している。また、町の面積の大半を占める森林は国土保全や地球温暖化防止等の面で大きな役割を果たしている。
こうした過疎地域の公益的・多面的機能を一層発揮し、今後の過疎地域における社会を持続的に発展させていくためには、「広尾町まちづくり推進総合計画」や「広尾町総合戦略」などと整合性を図り、豊富な海産物や良質な生乳などの地域資源を持続可能な形で活用しながら、基幹産業や生活環境基盤の整備、集落の維持・活性化などの対策を継続して推進することに加え、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い生活様式が変化したことで、これまでの過疎地域の「弱み」を「強み」ととらえ、デジタル技術を活用したテレワーク、ワーケーションの推進など移住・定住対策の取組や関係・交流人口の拡大、地域の担い手人材の育成など新たな過疎対策の視点による対策も必要となっている。
行政、企業、産業団体、地域コミュニティなど地域全体で協働し、それぞれの役割を担うことでこれらの対策を推進し、安全・安心な暮らしの確保と持続可能な地域づくりを進める。