猪苗代町は、磐梯山と猪苗代湖に代表されるように、豊かな緑や清らかな水に恵まれた雄大な自然が脈々と息づいている山紫水明の地です。これらの自然が織りなす四季折々の美しさは、まさに“地球が生んだ大いなる造形美”と言っても過言ではなく、年間を通して多くの人々を魅了しています。
この自然環境に加え、世界の偉人「野口英世博士」の生家や「会津藩祖・保科正之公」を祀る土津神社をはじめ、多くの名所旧跡を有するなど全国でも有数の観光地であります。
２００９年のフリースタイルスキー世界選手権猪苗代大会が開催されましたことは記憶に新しい出来事ですが、ウィンタースポ－ツのほかにも猪苗代湖を利用したマリンスポーツやフィールドスポーツなど、一年を通してあらゆるスポーツが楽しめるスポーツの町でもあります。
また、本町は、地域内に存在する「人・もの・情報」など有形、無形のあらゆる資源を結合させ、そして循環させ、地域の自立を図るという「有機の里構想」のもと諸事業に取り組んでおります。
恵み豊かな猪苗代町のすばらしい自然や先人たちのたゆまざる努力によって培い育んできた遺産を、次世代へ引き継ぎながら、「猪苗代町の活性化と発展」、「町民の暮らしを守り、みらいへの希望の持てる町づくり」の実現に向けて全力で取り組んでまいります。
公式ホームページを、本町をより多くの皆様にご理解いただく資料としていただければ幸いです。
（公式Webより引用）

ともに地域を育て、みんなが心地よく暮らせるまち 猪苗代
５つの基本目標
ア 安全・安心を肌で感じる。
町民生活の基本的条件は、安全・安心です。安全・安心を感じるためには、基盤となる生活環境・交通の整備、子育て支援の充実、災害予防と災害対応の強化、福祉サ
ービスの充実と心身の健康が求められます。これは、どのような時代・場所・人にも共通する、皆の願いです。社会情勢の変化が激しい時代に、この目標を掲げることで、その価値を見直し、町民生活の基盤を強固なものにすることで、安全・安心を肌で感じることのできるまちを目指します。
イ 豊かな自然を活かしきる。
本町は、自然豊かなまちです。この自然を活かし、農業や観光をはじめとするさまざまな産業が息づいてきました。人口減少と少子高齢化が進行する現代においては、
磐梯山・猪苗代湖・広い田園地帯に代表される自然を保全しつつ、農業・商業・工業・観光産業の振興やまちづくりのために、これまで以上に本町の豊かな自然資源を活用する知恵と実行力が必要です。豊かな自然を産業の振興等へ「活かしきる」仕組みづくりの構築を目指します。
ウ いつまでも猪苗代に暮らす。
本町における移住・定住を促進するためには、誰もが住みたいと思える魅力的な暮らしを実現することが重要です。例えば、本町では平日は磐梯山を眺め通勤・通学が
でき、休日は豊かな自然を活かしたレジャーを楽しむことができます。食や文化に代表される本町の地域資源を活かし、誰にとっても魅力を感じられる暮らしを実現するため、生涯学習や地域文化の交流等を推進し、いつまでも猪苗代に暮らす人の増加を目指します。
エ 人をつくる。そして、まちをつくる。
まちづくりは、人づくりです。そして、人がまちをつくります。人づくりのためには、これまで取り組んできた教育を充実させる一方で、民間団体などとともにさまざ
まな主体との連携による学びが求められます。本町で取り組んでいる学びを内外に発信し、人材の育成を行うことで、まちを活性化させます。教育を通じ、本町のみらいを担う人材の輩出を目指します。
オ 協働により、みらいをひらく。
みらいあるまちづくりのためには、これまで唱えられてきた官民連携だけではなく、民間同士といった多様な連携が必要となります。官民・民民の連携の輪を広げることが、住民参加を推進させ、結果としてまち全体の協働へとつながります。協働を突破口とし、行財政運営などの課題にあたることで、持続可能なみらいあるまちづくりの一層の推進を目指します。